地上波デジタルとQWERTYキーボードと

(卒論テーマがスイッチングコストなので)


あなたの目の前のキーボードは
QWERTY」の順番で並んでいると思う。
これはタイプライターのスタンプ部分が絡まらないようにデザインされた
=機械本位の設計である(物理的な問題を解決するため)
=人間とってベストではない(今のキーボードは絡まないからねー)

そこでDSKキーボードが発明された
これは人の指を考えた(小指は弱いから酷使しないようにとか)
=タイプスピードが10~40%向上した
がしかし、人はみなQWERTY配列に慣れていた
ゆえに全く普及しなかった



果たしてこれは合理的だっただろうか?
目の前のコストがでかいと、
長期的に見て大きな利益が予想されても、
びびってしまうのが人間ってことです。

これで人間は「お勉強が嫌い」ってことを歴史的に証明されてしまったような。
最近はやりの勝間和代が「親指シフト(そういうキーボード配列)万歳」って言っても、
親指シフトをマスターしようって気合いのある人はどれだけいるだろうか。

スイッチングコストが高すぎるのである。
これを市場の失敗と考えるのであれば、
政府が必要で、
例えば合理的なキーボード配列に補助金をだすとかね
(微妙か)


"2011年7月24日にアナログお放送は終了します。"
ってアナウンスは政府主導であるし、政治的な臭いもぷんぷんするけど
(例えばこのスイッチで一番もうけるのは誰だろう?)
もしデジタル放送が「本当にすばらしもの(=長期的に見て明らかに消費者に利益があるもの)」だとすれば、
こういう政策は意味があるわけです。
たとえ強制でも。

windows
Macintosh

なんてのもどちらが優れているか?
ってことはあまり重要ではなくて、
よりは普及したもの勝ちであったわけで、
「普及している」ってことに「利便性」が存在する

まあQWERTYならどこでキーボードさわっても一緒だから便利だ!
ってその程度のことなのです。



ただ最近windowsからMacへのスイッチングコストは下がってきていて、
firefoxは両者対応
・Officeもあるし
・Webアプリケーション最盛期

こんな感じで、OSに依存される時代から
インターネット中心の世界に変わりつつあるから。


だから今後Macにスイッチする人は増えるだろうな。
そろそろ左手の小指が痛くなってきたので終わりです。
「a」ってたくさん使うんだなー(´・ω・`)
左手の小指担当→「a」「Shift」「Ctlr」「Tab」
完全に酷使(´・ω・`) (´・ω・`)



さてコーヒーでも飲むか。