プレゼンテーションにおける文章とグラフ。この二つでなんとかなる。
この文章(↓)の下の方で高橋メソッド*1を利用したプレゼンを見ることができる。やはり、「テキスト」のままであるよりも、プレゼンテーションの形にまとめた方が、頭に入ってくる。とはいってもフォントを大きくして画面が切り替わるだけであるが、人は視覚によるサポート情報があるだけで、話に集中できることがわかるだろう。
「ちょっとした加工でわかりやすくできる」*2ことを知れば、たとえば普段の会話にジェスチャーを入れてみるなど、応用を効かせていける。逆を言えば、プレゼンにしてわかりやすくならないのであれば、資料をそのまま紙で提出すべきである。
一方で文字だけでなく「グラフ」を示すことができるのもプレゼンテーションの強みである。エクセルデフォルトのグラフでもいいが、ちょっとした工夫(↓)をすれば断然見やすくすることができる。しかし、同時に覚えておきたいのは、過剰な加工は事実をねじ曲げてしまう。「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ (文春新書) という本があるが、このあたりの「事実をねじ曲げる行為」について非難をしている。大学生が論文を書くときなどにはまず手に取って見るべきだろう。
見栄えがよく、分かりやすいエクセルのグラフを作成する5つの簡単なテクニック | コリス
【注意3/26 17:20更新】あまりにもばかばかしくて愚劣な世論操作
そして、最後にパワーポイントでプレゼン資料を作ろうと思っているなら、↓のサイトを参照すると良いと思う。こういった知識が惜しげもなく公開されている点がすばらしいと思う。*3
リサーチ・リテラシーのすすめ 「社会調査」のウソ (文春新書)
- 作者: 谷岡一郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
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