リクルートは電通よりもクリエイティブな広告会社だ
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リクルートの最近の動向で注目すべきは上記の2つだと思う。やっぱり今もリクルートは熱いじゃないか。僕の持つリクルート社員のイメージは「鼻息が荒い」。でも、そんなに嫌いじゃない。むしろ、リクルートって結構クリエイティブだから好きだ。次のような言葉をどこかで読んだのだが、頭から離れない。
“リクルートという会社はテレビというドル箱で稼げない、広告代理店のようなものだ”
どうだろうか。僕は全くその通りだと思う。リクルートやっている仕事は広告会社(例えば電通)と変わらない。広告主を集めて、媒体を集めて、広告をそこに放り込んで、マージンをいただく。これが広告会社のビジネスモデルだ*1。
しかしながら、リクルートは媒体の枠を持っていない。電通は「テレビ、新聞、ラジオ、雑誌」といった商品ラインナップははんぱじゃないが、リクルートは全く持っていない*2。そこでリクルートが考え出したのが、自前で山ほど媒体を作ったのである。
どれもご存じだろう。これらは広告を主とした媒体(メディア)である。ほら、リクルートってクリエイティブじゃないか。これだけのメディアを開発し続け、運用し続けているのである。電車に乗れば、新聞読んでいる人と同じくらい、R25を読んでいる人がいるわけで、もう立派なメディアである。そして、近頃は(R25のヒット以降)リクルートの目立った提案がないと思っていたら、期待の事業が2つもあったわけである。
とりあえず、目黒区で広告チラシのタウンマーケットが始まるみたいなので、申し込みをしておいた。そして、新聞は高いから契約していないし。みごとにリクルート社員の思うつぼなのは納得がいかないが、便利そうなのでしょうがいない。やはりリクルート社員は鼻息が荒いんだな。今後のリクルートの動向に期待。