脳科学が流行っているというので、

先日、土曜日に自由が丘のブックファーストへふらっと寄った。今日もたいした本は見つからないだろうなと思いつつ。新刊コーナーを通ると、池谷裕二の新刊が発売されていたのである。

単純な脳、複雑な「私」

単純な脳、複雑な「私」

全く持って予想外であり、中身も見ずにすぐレジへ。なけなしの1700円を払いました。今月の生活費はあと17日で2万切っているというのに。

進化しすぎた脳 中高生と語る「大脳生理学」の最前線

進化しすぎた脳 中高生と語る「大脳生理学」の最前線

2004年、僕はまだ高校生のときにこれを読んだ。脳科学って分野がいろんな学問や思想や生活に絡まっていくのが、新鮮で忘れられない本だった。

  • 哲学に対して有効な解答が出せるかもしれないし
  • lifehackに通ずるところもある
  • 恋愛力まで高まるかもしれない
  • 攻殻の電脳みたいな話(ようはSF)

そんな盛りだくさんな内容につながる。おすすめです。特にまだ若い方は。僕らは人生のあるどこかで、文系か理系か選ぶんだけど、「理系っていいかもしれない」って考え込んでしまうぐらいに知的興奮の得られる本です。

MR.BRAINってドラマ流行っているんでしょうか?あれよりもこっちですよ。

池谷裕二のホームページ
「他人の不幸は蜜の味」であることが脳科学的に証明される - GIGAZINE
<ドラマ視聴率>「MR.BRAIN」16.3% 亀梨出演も初の20%割れ(毎日新聞) - Yahoo!ニュース